【最新】2026年施行の「道路交通法改正」まとめ|知らないと違反リスクも?法定速度や自転車のルール
2026年は、道路交通法の大きな転換期になります。
導入に向けて進んでいる主な改正は、以下の4つです。
- 自転車への青切符の導入
- 自動車が自転車を追い越す際の新ルール
- 生活道路の法定速度30km/hへの引き下げ
- 仮免許の取得年齢引き下げ
見ての通り、私たちの日常に深く関わる法律の改正が施行される予定です。
特に、営業車や配送車を多く抱える企業では、走行ルートや所要時間、車内ルールの見直しも必要になるでしょう。
通勤や通学で、自動車や自転車を利用する方の場合、知らないうちに交通違反になりかねません。
そこで本記事では、2026年に施行される主な道路交通法改正の内容について、一覧で整理した上で、それぞれの重要ポイントや罰則内容、企業がとるべき対策について、分かりやすく解説します。
また、2026年の道路交通法改正に伴うよくある質問についても、Q&A形式で詳しくまとめています。新しい交通ルールのポイントをしっかり押さえておきたい方は、あわせてチェックしてください。
目次 / この記事でわかること
1. 【最新】2026年施行の道路交通法改正の一覧

2026年は、自転車や生活道路、免許制度など、日常の運転に関わる道路交通法改正が相次いで施行される予定です。
まずは、主な4つの改正内容と施行時期、対象者を整理しておきましょう。
| 改正項目 | 施行予定日 | 主な対象者 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 自転車の青切符 | 2026年4月1日 | 自転車利用者(16歳以上) | 自転車の比較的軽微な交通違反に反則金が科されるようになる。 |
| 仮免許・運転免許の受験年齢引き下げ | 2026年4月1日 | 17〜18歳の免許取得希望者(企業の新卒採用) | 仮免と本免試験の受験が、17歳6ヶ月から可能になる。 |
| 自動車が自転車を追い越す際の新ルール | 2026年5月23日までに施行 | 自動車、自転車利用者 | 自動車が自転車の右側を追い越す時、十分な側方間隔と十分な減速を行うことが義務化される。 |
| 生活道路の法定速度30km/hの引き下げ | 2026年9月1日 | 生活道路を走行する自動車全般 | 住宅街など中央線がない道路は、原則30km/hが上限になる。 |
参考:
・道路交通法の一部を改正する法律の施行について|群馬県警察
・生活道路における法定速度について|警視庁
2026年の道路交通法改正は、ドライバー個人だけではなく、社用車を運用する企業や自転車通勤の従業員にも影響します。
企業の通勤ルールや社用車の運用方法も、見直しが必要になりそうですね。
道路交通法改正のタイミングで、安全対策や教育体制も一緒にアップデートしておくと安心です。
万が一違反した場合は、個人や企業、未成年に関わらず、罰則が科される可能性があるため、改正内容を正しく理解しましょう。
次の章からは、それぞれの改正内容について、「何がどう変わるのか」「違反した場合の罰則」について順番に解説していきます。
2. 2026年(令和8年)4月1日施行予定|自転車の青切符

2026年4月1日から、自転車に対しても「青切符(交通反則通告制度)」が導入される予定です。
これまでは、自転車の交通違反は注意や指導に留まるケースが多くみられましたが、今後は反則金が科されるなど、より厳しい対応がとられます。
そこで本章では、自転車の青切符の概要を整理した上で、対象となる違反行為や反則金額について解説します。
2-1 概要|自転車の青切符導入
自転車の青切符の導入は、自動車や原付で運用されてきた交通反則通告制度(青切符)を、2026年4月1日から自転車にも新たに適用する法改正です。
信号無視などの交通違反をした場合、警察官から青色の「交通反則通告知書」が交付され、指定された期限までに反則金を納付する必要があります。
期限を過ぎると刑事手続きに進み、裁判に発展します。
自転車の青切符は、16歳以上の運転者が対象です。
「自転車だから少しくらい大丈夫」「まだ高校生だから注意で終わる」という意識を改め、車両の一種として交通ルールを守ることが求められます。
2-2 青切符の対象となる違反行為と反則金
自転車の青切符の対象となる違反行為は、約113種類に及び、代表的な違反として、信号無視、夜間無灯火、傘差し運転などが挙げられます。
違反行為の種類は、道路交通法の解釈によって110種類〜115種類に意見が分かれています。
違反ごとに、数千円〜数万円程度の反則金額が定められており、飲酒運転や妨害運転は、著しく危険な行為として、赤切符が交付されます。
【赤切符(告知票・免許証保管証)とは】
飲酒運転や大幅な速度超過など、違反点数が6点以上の重大な交通違反に対して交付されるもので、刑事事件として扱われます。罰金や懲役、前科につながる可能性があります。
自転車における主な違反行為と反則金額は以下のとおりです。
| 違反行為 | 内容 | 反則金額 |
|---|---|---|
| 携帯電話使用等(保持) | ながら運転(画面注視、通話) | 12,000円 |
| 信号無視 | 赤信号を無視して交差点に進入する、横断歩道以外の場所で横断する | 6,000円 |
| 通行区分違反 | 逆走や歩道通行など | |
| 公安委員会遵守事項違反 | 傘差し運転、イヤホンの使用 | 5,000円 |
| 無灯火 | ライトを点灯せずに走行する |
上記以外にも、並走や二人乗り、踏切などの指定場所における一時不停止なども、青切符の対象です。
また、比較的軽微な違反でも、違反を繰り返したり、悪質なケースと判断されたりすると赤切符の対象となり、刑事事件として扱われます。
拘禁刑や罰金の対象となるため、有罪判決を受けた場合は前科がつき、車の運転免許停止の行政処分も科される可能性があります。
自転車の青切符や飲酒運転の罰則についてさらに詳しく知りたい方は、以下の関連記事もあわせて参考にしてください。
関連記事:
『【2026年4月1日】自転車の「青切符」とは?罰則・反則金・ケーススタディを元に解説』
『自転車で飲酒運転した場合の罰則は?免許停止や事故を起こした場合の対処について』
3. 2026年(令和8年)4月1日施行予定|仮免許・運転免許試験の受験年齢の引き下げ

道路交通法改正に伴い、2026年4月1日から、仮免許の取得可能年齢と運転免許試験の受験可能年齢が、現在の18歳から17歳6ヶ月へ引き下げられる予定です。
本章では、年齢要件や取得できる免許の種類について、詳しく解説します。
高卒新入社員の雇用予定がある企業の方は、ぜひ参考にしてください。
3-1 概要|仮免許・運転免許の受験年齢を17歳6ヶ月に引き下げ
2026年4月1日から、準中型免許と普通免許において、「仮免許の取得」と「運転免許試験の受験資格」の年齢要件が、17歳6ヶ月に引き下げられます。
従来、仮免許や普通免許を取得できる年齢は18歳からであり、早生まれの高校3年生は、卒業を間近に控えた18歳の誕生日を迎えるまで仮免許を取得できず、高校を卒業するまでに普通免許を取得することが困難な状況でした。
そこで、早生まれの高校3年生でも、新生活が始まる前に運転免許を取得しやすくするため、17歳6ヶ月から仮免許の取得および本免許試験の受験が可能になります。ただし、免許証が交付される(実際に公道で運転できる)のは、従来通り18歳になってからです。
今回の法改正は、免許取得のハードルを下げることで、学生の進路選択の幅を広げたり、企業の若年層の労働力を確保できたりするメリットがあります。
簡単に要約すると「18歳になるまでに試験を全て終わらせておける」という制度です。実際に公道にて運転ができるのは18歳からですので注意しましょう。
なお、原付免許は16歳から運転免許を取得できます。原付免許においては、2025年4月1日から最高出力が4.0kWに制限された排気量125ccのバイクも運転可能になりました。
以下の関連記事で、詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
関連記事:
『原付の法改正で125ccも運転可能となる新しい免許区分や交通ルールを解説』
『原付免許の取り方と費用は?試験の流れと準備することを徹底解説(12月)』
参考:
・道路交通法施行令の一部を改正する政令案等の概要(PDF)|群馬県警察
・第3項 さまざまな運転者へのきめ細かな対策|警察庁
4. 2026年(令和8年)5月23日までに施行予定|車が自転車を追い越す際の新ルール

2026年の道路交通法改正では、車と自転車の付き合い方も見直されます。
そのひとつが、車が自転車の右側を追い越す際の交通ルールです。
従来は、自動車の運転者がなんとなく配慮するレベルだった部分が、今後は明確な交通ルールが適用されます。
ここでは、新ルールの概要を整理した上で、違反した場合に想定されるドライバーへの罰則について解説します。
4-1 概要|車が自転車を追い越す際の新ルールとは
道路交通法が改正され、2026年5月23日までに「自動車等が自転車等の側方を通過する際における規定」が新たに整備されます(群馬県警察のHPでは2026年4月1日施行と発表されています)。
【道路交通法第18条 3項】
車両(特定小型原動機付自転車等を除く。)は、当該車両と同一の方向に進行している特定小型原動機付自転車等(歩道又は自転車道を通行しているものを除く。)の右側を通過する場合(当該特定小型原動機付自転車等を追い越す場合を除く。)において、当該車両と当該特定小型原動機付自転車等との間に十分な間隔がないときは、当該特定小型原動機付自転車等との間隔に応じた安全な速度で進行しなければならない。
【道路交通法第18条 4項】
前項に規定する場合においては、当該特定小型原動機付自転車等は、できる限り道路の左側端に寄つて通行しなければならない。
引用元:道路交通法第18条(左側寄り通行等) |e-Gov法令検索
今回の道路交通法改正で、新たに上記2つの条文が追加されました。
車が自転車を追い越す際は、十分な間隔をとるか、難しい場合は十分に減速して通過することが求められます。
減速や間隔について、明確な決まりはありませんが、速度は「自転車の速度の5km〜10km上回る速度」で、間隔は「1.5m以上の側方間隔を空ける」ことが推奨されています。
また、自転車にも可能な限り左側端に寄って通行することが求められます。
車と自転車、どちらを運転する時もこの速度と間隔を意識しておきたいですね。
参考:
・自転車を安全・安心に利用するために(PDF)|警察庁
・道路交通法の一部を改正する法律の施行について(令和8年4月1日施行)|群馬県警察
4-2 車と自転車に対する罰則と反則金
2026年の道路交通法改正の新ルールに違反した場合、車と自転車にはそれぞれ以下の罰則が科されます。
【自動車等に対する規定】
- 罰則:3ヶ月以下の拘禁刑又は5万円以下の罰金
- 点数:2点
- 反則金:7,000円
※自動車等:特定小型原動機付自転車及び軽車両以外の車両をいう。
【自転車等に対する規定】
- 罰則:5万円以下の罰金
- 反則金:5,000円
※自転車等:特定小型原動機付自転車及び軽車両をいう。
特定小型原動機付自転車に分類される一部の電動キックボードも、左側端に寄らずに走行した場合は、罰則や反則金の対象です。
自分が運転する乗り物の車両区分や交通ルールを正しく理解して、安全運転を心がけましょう。
5. 2026年(令和8年)9月1日施行予定|生活道路の法定速度30km/hに引き下げ

2026年9月1日から、生活道路における自動車の法定速度が、現在の60km/hから30km/hに引き下げられる予定です。
改正後は、最高速度標識が設置されていない住宅街や通学路などは、自動的に30km/hが上限となるため、スピード違反にならないよう注意が必要です。
本章では、生活道路の法定速度30km/hの引き下げの概要や該当する道路、違反時の罰則について解説します。
【生活道路とは?】
地域住民の日常生活に利用される、中央線や車両通行帯がない道路を指します。
5-1 概要|生活道路の法定速度30km/hに引き下げ
道路交通法改正により、2026年9月1日から「生活道路の法定速度30km/hの引き下げ」が導入されます。
生活道路とは主に地域住民の日常生活に利用される道路であり、速度標識がない生活道路は、原則上限30km/hが適用されます。
「生活道路」と言われると一見わかりづらいですが、標識が設置されている場合は、標識に表示された最高速度が優先される、と覚えておきましょう。
引き続き、法定速度が60km/hのままの道路は以下のとおりです。
【法定速度が60km/hのままの道路】
- 道路標識または道路標示による中央線又は車両通行帯が設けられている一般道路
- 道路の構造上又は柵その他の工作物により自動車の通行が往復の方向別に分離されている一般道路
- 高速自動車国道のうち、本線車道並びにこれに接する加速車線及び減速車線以外のもの
- 自動車専用道路
※最高速度が道路標識などで指定されている道路は、その速度が最高速度となります。
最高速度規制は交通の安全を確保するための規制です。
決められた速度の範囲内であっても、道路状況や天候などに応じて、安全な速度で運転するように心がけましょう。
5-2 法定速度30km/hの違反時の罰則
生活道路において、30km/hを超えて走行した場合、「速度超過違反」として、以下の罰則が科されます。
| 超過速度 | 点数 |
|---|---|
| 30km/h以上 | 6(一発で免許停止) |
| 25km/h以上30km/h未満 | 3 |
| 20km/h以上25km/h未満 | 2 |
| 20km/h未満 | 1 |
| 超過速度 | 大型車 | 普通車 | 二輪車 |
|---|---|---|---|
| 25km/h以上30km/h未満 | 25,000円 | 18,000円 | 15,000円 |
| 20km/h以上25km/h未満 | 20,000円 | 15,000円 | 12,000円 |
| 15km/h以上20km/h未満 | 15,000円 | 12,000円 | 9,000円 |
| 15km/h未満 | 12,000円 | 9,000円 | 7,000円 |
30km/h以上の速度超過の場合、赤切符(刑事処分)の対象となり、「6ヶ月以下の拘禁刑又は10万円以下の罰金」が科されます。
以下の関連記事では、生活道路の法定速度30km/hへの引き下げについて、さらに詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
6. 道路交通法改正に伴い企業が見直すべきポイント

2026年の道路交通法改正は、ドライバー個人だけでなく、社用車を保有する企業の安全管理にも大きな影響を及ぼします。
生活道路の法定速度30km/hへの引き下げや、自転車を追い越す際の新ルールにより、これまで以上に、速度管理や自転車、歩行者への配慮が求められます。
また、運行ルートや社内ルールの見直しも必要です。
そこで本章では、2026年の道路交通法改正に伴い、企業が今のうちに見直しておきたいポイントについて解説します。
6-1 走行ルートや所要時間
生活道路の法定速度が30km/hに引き下げられると、従来と同じ感覚でルートを組んだ場合、遅延や速度超過のリスクが高まります。
営業車や配送車が、日常的に通行しているルートや所要時間を洗い出し、「生活道路を通らざるを得ない区間」や「幹線道路へ迂回できる区間」など、地図や所要時間を見える化する方法がおすすめです。
走行管理機能付きのクラウド型アルコールチェッカーやドラレコ、デジタコ、テレマティクスなどを活用すれば、リアルタイムで走行場所や走行速度などを把握できます。
自動化することで、管理者やドライバーの作業負担を軽減できるため、運行計画の見直しがしやすくなるでしょう。
6-2 社用車の利用規定
2026年の道路交通法改正にスムーズに対応するためには、「社用車の利用規程」のアップデートが重要なポイントです。
「生活道路の法定速度30km/hへの引き下げ」「自転車の追い越しルール」など、あいまいな注意喚起ではなく、社内規程として明文化しましょう。
あわせて、違反が発覚した場合の処分内容や、走行管理データの確認方法や取り扱いルールなども決めておくと、事故やトラブルが起きた際に、迅速に対応できます。
6-3 自転車利用に関する社内ルールと教育
自転車通勤や、営業先への移動に自転車を利用する企業では、「自転車も車両であり、青切符の対象になる」という内容を従業員に周知する必要があります。
また、自転車利用についての社内規程を整備することで、違反時の責任の所在を明確にでき、トラブルを防止できます。
自転車通勤者向けに、交通ルール研修の実施をするのも有効ですね。
自転車による重大事故で高額賠償が発生した事例もあるため、会社としてどこまでルールを定めるか、就業規則や通勤規程も含めて検討しましょう。
6-4 ドライバーへの安全運転教育
道路交通法改正の内容を現場に浸透させるためには、従業員向けの安全運転教育が重要です。
「何が変わったのか」を伝えるだけではなく、違反した場合に、どのような事故や処分につながるのかを、実際のドラレコ映像や事故事例を交えて共有すると伝わりやすいです。
また、仮免許の取得可能年齢の引き下げに伴い、高卒新入社員を雇用する企業もあるでしょう。
運転経験の浅さが懸念されるため、社内での研修期間を経て、入社後1〜3か月経ってから、徐々に運転業務を行ってもらうなどして、リスク管理を徹底しましょう。
以下の関連記事では、企業における交通事故対策について詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
6-5 道路交通法改正に対応できる体制の構築
今後も道路交通法の改正は、技術の進化や時代の変化とともに、継続的に実施されます。
そのため、社用車を保有する企業においては、常にアップデートできる体制作りが重要です。
法令改正の情報収集や社内への周知を行う担当者を明確にし、2026年以降も実施される道路交通法改正に備えておくと安心でしょう。
また、車両管理システムや走行管理システムなどを活用して、車両情報・運転日報・アルコールチェック・走行ルートなどを一元管理できる環境を整えると、ルール変更に応じた指導や帳票類の見直しがしやすくなります。
車両管理システムのメリットや、車両管理業務の具体的な内容については、以下の関連記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
7. 2026年の道路交通法改正に関するQ&A

ここでは、2026年の道路交通法改正に伴い、社用車を保有する企業や、自転車を日常的に利用する人から寄せられる疑問について、Q&A形式で解説します。
新しい交通ルールを正しく理解し、安全運転を心がけましょう。
自転車の飲酒運転でも免許停止や取消になる?
自転車の飲酒運転でも、免許停止や取消の処分が科される場合があります。
自転車の飲酒運転は、青切符ではなく赤切符(刑事処分)の対象です。
2024年11月1日から導入されたルールであり、すでに酒気帯び運転で免許停止処分が科された人が増加しています。
処分内容は、飲酒運転の悪質性や事故の内容によって大きく異なります。
以下の関連記事では、具体的な罰則の内容について詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
未成年や自転車通勤の従業員でもアルコールチェックは必要?
アルコールチェック義務化の対象は、緑ナンバー事業者や、安全運転管理者を選任している白ナンバー事業者です。
未成年の場合でも、アルコールチェック義務化の対象企業で運転業務を行っている場合は、アルコールチェックの実施が必要です。
なお、現時点では、自転車を利用する従業員に対して、アルコールチェック実施の義務はありません。
ただし、企業が自主的にアルコールチェックを実施することで、事故やトラブルを防止でき、リスク管理にも有効です。
2026年に18歳になる場合、免許取得できる?
今回の「仮免許取得の年齢要件の引き下げ」は2026年4月1日からです。
そのため、2026年の1〜3月に18歳になる早生まれの方は、法改正の対象外となります。
対象となるのは、「2026年以降に17歳6か月を迎える方」です。
車で自転車を追い越すときの注意点は?
道路交通法改正では、車で自転車を追い越す際に、十分な減速と間隔を開けることが義務付けられます。
しかし、「何km/h減速するのか?」「間隔はどれくらい開けるのか?」など、疑問に思う方は多いようです。
現段階では、減速の具体的な目安はありませんが、間隔については「1.5m以上の側方間隔を空ける」ことが推奨されています。
8. まとめ|2026年の道路交通法改正を正しく理解し、安全運転を心がけよう
本記事では、2026年に施行される主な道路交通法改正の要点や罰則、企業がとるべき対策について解説しました。
2026年の道路交通法改正では、「自転車への青切符導入」「自動車が自転車を追い越す際の新ルール」「生活道路の法定速度30km/hへの引き下げ」「仮免・本免試験の受験年齢の17歳6か月への引き下げ」など、日常の運転に関するルールが大きく変わります。
社用車を保有する企業においては、走行ルートや所要時間の見直し、社員への安全運転教育の実施など、コンプライアンス強化を図る取り組みが必要になるでしょう。
現場の負担増が懸念される場合には、走行管理システムなどを活用し、管理業務を自動化すると法改正にも対応しやすくなります。
「知らなかった」では済まされないため、事故防止と業務効率化のチャンスと捉えて、今のうちから準備を進めていきましょう。


