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アルコールチェック記録簿|項目や記入例、クラウド型検知器で簡易的に実施する方法を紹介

「アルコールチェックの記録簿って、何を記録すればいいの?」
「アルコールチェックを簡易化できる方法が知りたい」

アルコールチェックの義務化に伴い、アルコールチェックの記録を1年間保管しておくことが定められました。そこで、上記のような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、アルコールチェックの記録簿に記入すべき項目や記入例、アルコールチェックを簡易化できるクラウド型検知器について紹介していきます。

1.アルコールチェックで記録すべきこと

アルコールチェックを行った場合、記録・保存すべきことは以下の8項目です。

記録必須の8つの項目
確認者名(点呼執行者)
運転者名
運転者の業務に係る自動車の自動車登録番号または識別できる記号、番号など
確認の日時
どのように確認したか(対面なのか・TELなのか・Webツールを使ったのか)
酒気帯びの有無
管理者からの指示事項
その他必要な事項

記録簿の保管期間

アルコールチェックの義務化に伴い、記録簿は1年間保管することが定められました。
記録簿を保存していない場合は罰則があるので、しっかりと保管するようにしましょう。

2.アルコールチェック記録簿の記入例

アルコールチェック記録簿の記入例は、以下の通りです。

アルコールチェック記録簿の記入例

アルコールチェックの様式や管理方法に定めはありませんが、先ほど紹介した8項目の記録が必須となりますのでご注意ください。

管理方法は手書きやエクセルなどによる記録管理、またはクラウドなどがあります。
次章では便利なクラウドでの管理方法について紹介します。

3.アルコールチェックの記録を簡易的に実施する方法

アルコールチェックの記録を簡易的に実施するためには、クラウド管理型のアルコール検知器を利用する方法があります。クラウド管理型のアルコール検知器とは、アルコール検出デバイスとクラウドベースのデータ管理システムを組み合わせたものです。

クラウド管理型のアルコール検知器の特徴は、ドライバーがおこなったアルコール検知の記録が即座に保存される点です。クラウド上に保存されることによって、いつでもどこでもネット環境さえあればリアルタイムで確認ができます。

紙管理からクラウド管理に変更した場合、下記のメリットがあります。

紙管理からクラウド管理に変更した場合のメリット
・手書き時間が削減される
・誤字脱字がなくなる
・ほしい情報がすぐに取り出せる
・保管場所(ロッカー)が不要である
・保管期間が経過した書類の整理が簡単になる
・点呼記録の改ざんを防げる
・各拠点の記録情報の確認がしやすい

クラウド型のアルコールチェッカーは、現在エクセルやCSVでダウンロードできるものが多く販売されています。万が一監査が入った際にも、すぐにデータを提出できるため非常に便利です。

また、保存したデータはクラウドの保存期間が過ぎてもデータとして保管できるため、過去のデータを残しておくことが可能です。

これらの理由から、アルコールチェックの記録を簡易的にするためには、クラウド型のアルコールチェッカーを利用するのがおすすめです。

クラウド型の検知器について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

アルコールチェックはクラウド管理型がおすすめ!

4.クラウド型アルコールチェッカーがおすすめな3つの理由

先ほども少し触れましたが、クラウド型アルコールチェッカーがおすすめな3つの理由を紹介していきます。

①記録業務の手間が減る

クラウド型アルコールチェッカーを利用することで、記録業務の手間が減ります。なぜなら、必要な記録を自動で生成してくれるからです。

クラウド型アルコールチェッカーは、アルコール検知のデータがアプリからクラウドに送信され、自動的に記録を残せる仕組みです。そのため、記録業務の手間が無くなり、業務効率化を実現できます。記録業務に割かれる予定であった時間を他の日常の業務に充てることもできるでしょう。

②リアルタイムで検知結果を確認できる

ドライバーが検知を終えると、そのデータは自動的にクラウド上へ保存されます。検知結果は即座に反映されるため、リアルタイムで確認できるのもおすすめな理由の一つです。ネット環境があれば、どこからでもリアルタイムで確認出来ます

③顔認証や位置情報連携で不正を防止できる

弊社の商品アルキラーNEXは、顔認証や位置情報連携で不正を防止できます。本人が検知しているかを確認できたり、位置情報連携で検知場所がわかる仕組みです。このように不正を防止できるのも、クラウド型アルコールチェッカーの大きなメリットです。

5.アルコールチェックの記録簿に関するよくある質問

アルコールチェックの記録簿に関してよくある質問と、その回答を紹介していきます。

アルコールチェック記録簿の項目は何がありますか?

アルコールチェック記録簿の項目は、以下の8つです。

  • ・確認者名
  • ・運転者名
  • ・自動車の番号
  • ・確認日時
  • ・確認方法
  • ・酒気帯びの有無
  • ・指示事項
  • ・その他必要な事項
アルコールチェック記録簿の指定様式は?

アルコールチェックの記録簿の様式や保存方法についての指定は特にありません。従って、会社ごとに任意で作成した様式で問題ないでしょう

アルコールチェック記録簿の保管期間は?

アルコールチェック記録簿は、1年間保存しておく必要があります。紙で保管する場合、アルコールチェックの対象者が多いと膨大な量になります。そこでおすすめなのが、クラウド型のアルコールチェッカーです。データで管理するため場所を取らず、必要になれば特定のデータを検索・抽出してデータ出力できるので、非常に便利です。

6.まとめ

当記事では、アルコールチェックの記録簿に記入する項目や記入の手間を省けるクラウド型アルコールチェッカーについて紹介しました。クラウド型アルコールチェッカーには、記入の手間が省けたり、リアルタイムで検知結果を確認できるなどのメリットがあります。

アルコールチェックの義務化によって業務が増えた今、簡単で確実にアルコールチェックができるクラウド型アルコールチェッカーを検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社パイ・アール ロゴ

この記事の執筆者

株式会社パイ・アールPAI-R Co., Ltd.

安心・安全な交通社会の実現へ向けてさまざまな課題や解決を探求し、アルコールチェックをはじめドライバーの安全管理や業務管理にまつわるさまざまなお役立ち情報を発信しています。

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