アルコールが抜ける時間の計算方法(電卓)|お酒ごとの分解時間と早見表
アルコール1単位(ビール500ml、日本酒180ml)が体から抜けるまでには、一般的な体格(体重60kg前後)で約4〜5時間かかると言われています。
ただし、アルコールの分解速度は、体重・性別・年齢・体質・体調・飲酒習慣などによって異なります。
ツールなどを用いて計算した場合の結果はあくまで目安として確認し、時間より長くアルコールが残る可能性も考慮した方が安全です。
本記事では、体重と飲酒量からアルコールが抜ける時間の目安を確認できる計算機(電卓)と、お酒の種類ごとの早見表を紹介します。
計算上の時間を過ぎても、アルコールが完全に抜けているとは限りません。飲酒後に運転する可能性がある場合は、計算結果だけで判断せず、運転前にアルコールチェッカーで数値を確認してください。
本記事では、主にアルコールの分解に関する以下の疑問を解消します。
- お酒(アルコール)が抜ける時間の計算機(電卓)の活用
- お酒の種類ごとのアルコールが抜ける時間の早見表
- アルコールが抜けるまでのメカニズム
- アルコールを早く抜く方法
また、パイ・アールでは実際に従業員がお酒を飲み、アルコールが抜けるまでの時間を測定する実験を行っています。詳しくは以下の関連記事よりご確認ください。
目次 / この記事でわかること
1.アルコールが抜ける時間を計算する計算機(電卓)
まずは、体重と飲酒量を入力して、アルコールが抜けるまでの時間を計算してみましょう。
アルコール分解時間の計算機(電卓)
① 体重の入力
体重を入力します。
② 飲んだお酒の量を入力
飲んだお酒の量を入力します。
度数はあらかじめ設定されているため、自分が飲んだお酒の量を入力しましょう。
③ 結果を確認
「計算する」ボタンをクリックすると結果が表示されます。
体重
飲酒量
※上記結果は、体重別の平均的なアルコール分解時間の目安です。実際の分解速度には個人差があり、年齢・性別・体調・飲酒習慣・肝機能・服薬状況などによって大きく変動します。
※表示時間は「ほぼ代謝された状態」の目安であり、血中アルコール濃度が完全にゼロになるまでの保証ではありません。
※飲酒後の安全確認には、必ず呼気アルコールチェッカーなどの客観的な計測方法を使用してください。
※アルコール度数5%のチューハイの場合は「ビール(5%)」で計算してください。
2.【早見表】お酒ごとのアルコールが抜ける時間

アルコールが身体から抜けるまでの時間には、個人差があります。
それでも、計算式や早見表を使えば「昨日飲んだお酒は、どのくらいで抜けるのか」の目安を確認できます。
翌朝の運転や大切な予定があるときなどに、ぜひ活用してください。
2-1 アルコールが抜ける時間の計算方法
アルコールが抜ける時間を計算するには、まず飲んだお酒に含まれる純アルコール量を確認します。
飲酒量(ml)×アルコール度数(%)÷100×0.8=純アルコール量(g)
次に、以下の式で1時間に分解できる純アルコール量の目安を求めます。
体重(kg)× 0.1 = 1時間に分解できる純アルコール量(g)
【例:体重60kgの場合】
350ml(飲酒量)×5%(アルコール度数)÷100×0.8=14g(純アルコール量)
体重(60kg)× 0.1 = 6g(1時間あたり)
例のケースでは、1時間に分解できる純アルコール量は6gが目安となり、アルコール度数5%のお酒(350ml)を飲んだ場合、純アルコール量14gですので、抜けるまでの時間は約2時間半となります。
ただし、同じ体重でも、性別や年齢、体質、体調、飲酒習慣などによって実際の分解速度は異なります。
計算結果よりも長くアルコールが残ることもあるため、余裕を持って時間を空けておくと安心です。
※この式は、あくまでも平均的な目安であり、性別や年齢・体調・飲酒習慣などによって個人差があります。
2-2 【早見表】体重別・お酒種類別のアルコール分解時間
すぐにアルコールが抜ける時間の目安を知りたい場合、以下の早見表を活用すると便利です。
飲んだお酒の純アルコール量をもとに、アルコールが分解されるまでの時間を体重別にまとめています。
| 酒類と飲酒量 | ビール(5%) 350ml |
日本酒(15%) 180ml |
ワイン(12%) 120ml |
チューハイ(7%) 350ml |
|
|---|---|---|---|---|---|
| 純アルコール量 | 14g | 22g | 12g | 20g | |
| 体重 | 40kg | 約3時間半 | 約5時間半 | 約3時間 | 約5時間 |
| 50kg | 約3時間 | 約4時間半 | 約2時間半 | 約4時間 | |
| 60kg | 約2時間半 | 約3時間半 | 約2時間 | 約3時間半 | |
| 70kg | 約2時間 | 約3時間 | 約1時間半 | 約3時間 | |
お酒を複数種類飲んだ場合は、それぞれの純アルコール量を合計して分解時間の目安を確認します。
例えば、ビール350mlを2杯飲んだ場合は、表に記載された時間の2倍が目安となります。
どの種類のお酒であっても、2〜3杯飲めば半日程度はアルコールが体内に残ると考えてください。
その理由は、時間が経っても血中アルコール濃度がゼロになるまでには相応の時間が必要だからです。
また、睡眠中は代謝(血流・肝機能)が低下するため、アルコールを分解する速度が遅くなります。
そのため、飲みすぎた翌朝は体感的に酔いが覚めていても、アルコールが残っている可能性があります。
翌朝に運転や仕事など集中力・判断力が必要な行動を行う場合は、必ずアルコールチェックを実施し、安全を確認してから行動しましょう。
※上記表は、体重別の平均的なアルコール分解時間の目安です。実際の分解速度には個人差があり、年齢・性別・体調・飲酒習慣・肝機能・服薬状況などによって大きく変動します。
※表示時間は「ほぼ代謝された状態」の目安であり、血中アルコール濃度が完全にゼロになるまでの保証ではありません。
※飲酒後の安全確認には、必ず呼気アルコールチェッカーなどの客観的な計測方法を使用してください。
3.アルコールが抜ける時間と分解されるまでの流れ

冒頭で解説した通り、一般的な体格(体重60kg前後)の場合、アルコールが抜ける時間は、アルコール1単位(ビール500ml、日本酒180ml)あたりで約4〜5時間と言われています。
体内に摂取されたアルコールは、胃に留まっている間は比較的ゆっくりと吸収されますが、小腸に到達すると急速に吸収されます。
汗をかいたり、水をたくさん飲んだりすると、アルコールが早く抜けると思われがちです。
しかし、呼気・汗・尿から排出されるアルコールはわずかで、代謝の大部分は肝臓で行われます。
アルコールの分解速度は、飲酒習慣だけでなく、体質や体調などによっても異なります。
そのため、計算上の時間だけでアルコールが抜けたと判断することはできません。
3-1 アルコール分解のメカニズム
アルコールが体内に入ると、約20%が胃で、残りの80%が小腸で吸収されます。吸収されたアルコールは血流を通じて肝臓へ運ばれ、分解が始まります。

肝臓に到達したアルコールは、まずアルコール脱水素酵素(ADH)によって「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。
アセトアルデヒドは非常に反応性が高く、体にとって有害なため、すぐにアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって「酢酸」に分解されます。
この酢酸はさらに細胞のミトコンドリア内でクエン酸回路を通じて代謝され、エネルギー生成の過程で水と二酸化炭素に分解されます。
この分解された水と二酸化炭素は、体内で生成された他の代謝物質と共に、尿や呼気、汗として体外に排出されます。
なお、アルコールの一部はそのまま呼気を通じて排出されるため、アルコールチェッカーなどで呼気中のアルコール濃度を測定することが可能となっています。
アルコールの摂取量が多いほど、肝臓での分解が追いつかず、体内にアセトアルデヒドが多く蓄積することになります。
アセトアルデヒドが長時間体内に蓄積すると、二日酔いのほか、吐き気や頭痛などを引き起こす原因となります。
このように、アルコールは体内で複数の段階を経て分解されます。その過程で生じるアセトアルデヒドが、二日酔いや体調不良につながります。
パイ・アールでは、従業員がアルコールの体質検査(遺伝子検査)を実際に受け、その結果を記事にしています。
自分の体質が分かると、無理のない飲酒量も考えやすくなります。体質検査が気になる方は、以下の関連記事も参考になります。
4.お酒の種類別|アルコールが抜ける時間の違い

お酒の種類によって、同じ量でも含まれる純アルコール量は異なります。アルコールが抜ける時間を考える際は、お酒の種類と量の両方を確認することが大切です。
パイ・アールでは、飲酒後の数値の変化をアルコールチェッカーで測定する実験も行っています。実験でも、アルコールの分解速度には個人差が見られました。
以下のグラフは、実験結果をまとめたものです。測定条件や数値の推移は、関連記事で詳しく紹介しています。

4-1 酒類によるアルコール量の違い
アルコールが抜けるまでの時間を考える前に、「アルコール1単位」がどのくらいか確認しておきましょう。
アルコール1単位とは、純アルコール約20gのことです。下表では、各酒類で1単位に相当する量の目安をまとめています。
| 酒類 | ビール |
日本酒 |
ウィスキー |
ワイン |
チューハイ |
焼酎 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 量 | 500ml | 180ml | 60ml | 200ml | 350ml | 100ml |
| アルコール度数 | 5% | 15% | 43% | 12% | 7% | 25% |
厚生労働省のガイドラインでは、飲んだお酒の量ではなく、含まれる純アルコール量に着目することが大切とされています。健康への影響には個人差があり、飲酒量が少ないほどリスクも小さくなります。
とくにチューハイやサワーは飲みやすい商品も多い一方、度数が高いものでは、1缶(350ml)だけで純アルコール量が約20gに達します。
飲みやすさや見た目だけでは、摂取したアルコール量を判断できません。何を飲んだかだけでなく、度数と飲酒量も確認することが大切です。
このように、同じ1単位でもお酒の種類によって純アルコール量は異なります。
純アルコール量を確認すると、実際にご自身が摂取したアルコール量を把握しやすくなります。
4-2 アルコールの分解時間と計算式
前述のとおり、1時間に分解できる純アルコール量の目安は、以下の式で計算します。
「体重(kg) × 0.1 = 1時間で分解できるアルコール量(g)」
たとえば、体重60kgの場合は1時間に約6g、70kgの場合は約7gを分解できる計算です。
ただし、アルコールの分解速度は、体重だけでなく、体質・年齢・性別・体調などによっても異なります。
- 一般的な成人男性は、飲み終わってから約4時間
- お酒が弱い人、女性、高齢者は、飲み終わってから約5時間
3単位分のお酒を飲んだ場合、アルコールが半日以上残る可能性があります。
翌朝になっても、前夜のアルコールが残っている可能性が高く、体感だけで判断して運転すると、飲酒運転につながるおそれがありとても危険です。
また、睡眠をとればアルコールが抜けるわけではありません。睡眠中も分解には時間がかかるため、翌朝の運転には注意が必要です。
5.飲酒後にアルコールを早く抜く(分解する)方法はある?

結論から言うと、お酒(アルコール)を早く抜く明確な方法はありません。
アルコールが抜けるまでの時間には個人差があり、水を飲む・汗をかくなどの方法で急に早めることはできません。無理にアルコールを抜こうとすると、吐き気や頭痛などの体調不良につながる可能性があります。
お酒を飲み過ぎたときは、無理に動かず安静に過ごすことが大切です。
その際は、脱水を防ぐために水分を少しずつ補給しましょう。
アルコールには利尿作用があるため、飲酒後や、その次の日は水分不足になりがちです。また、水を飲んでもアルコールの分解速度が早くなるわけではありません。水分補給は、脱水を防ぎ体調を整えるために行います。
注意点として、汗を流す行為は危険とされています。サウナや激しい運動で汗をかいても、アルコールの分解速度自体は変わりません。
むしろ水分がさらに失われ、脱水症状が悪化する可能性があります。
飲酒後の入浴や運動は、血圧の変動や不整脈などにつながるおそれもあります。飲酒後は無理に汗をかこうとせず、安静に過ごす方が安全です。
5-1 アルコール摂取によって不足しやすい栄養素
飲酒によって消費される栄養素は、ビタミンB1やカリウムが挙げられます。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素で、豚肉、全粒穀物、ナッツ、大豆などの食品に多く含まれています。
また、カリウムには、細胞の状態を保ち、血圧を調整する働きがあります。
カリウムが多く含まれる食材は、昆布などの藻類、果実類、芋やでん粉類、豆類などです。
これらの食品は飲酒後の食事を整える際に役立ちますが、摂取によってアルコールの分解速度が早くなるわけではありません。
5-2 アルコールの分解を促す栄養素はある?
結論として、特定の食品や栄養素によって、アルコールの分解速度を早めることはできません。
しかし、「たんぱく質」は間接的にアルコールの分解に関わるとされています。
アルコールを分解する肝臓はたんぱく質を必要としますので、飲酒中のおつまみとしてたんぱく質が豊富な枝豆や焼き鳥、卵焼きなどを摂取すると肝臓の働きを助けることができます。
また、飲酒後は果物に含まれる果糖がアルコール分解を補助的にサポートする働きがあることから、果物を摂取することも間接的に有効になる可能性があります。
これらの栄養素はあくまで補助的な働きであり、アルコールの分解速度を早める方法はないとされています。
参考:二日酔いの予防や症状緩和におすすめの食べ物・飲み物は?摂るべき栄養素を知ってしっかり二日酔い対策を!|健康サイトbyアリナミン製薬
6.飲酒後に運転できるようになるまでの時間

飲酒後の運転可否を判断する際も、本ページ冒頭の計算ツールの結果を参考にしてください。
ただし、あくまで目安であり、必ず呼気アルコールチェッカーでの数値確認が必要です。
アルコールは胃や小腸で吸収され、血液に溶け込み肝臓へ運ばれた後、肝臓で分解されます。
アルコールを分解するまでの時間には、以下のような項目によって個人差があります。
- 体質、体重、性別、年齢、体調の違いで異なる
- 飲んだお酒の量
- アルコール度数
アルコールの分解には時間がかかるので、分解しきれないアルコールは心臓を通って脳へ到達します。脳はアルコールによって麻痺状態となり、この状態を一般的に「酔う」と言われています。
体重がより重い人の方が血液量が多く、血中アルコール濃度が低くなるほか、年齢を重ねると、アルコールを処理する能力が低下していくことから、「◯◯時間経過すればアルコールが抜けて運転できる」ということは一概には言えません。
飲酒運転を避けるためには、お酒を控えるか、アルコールが完全に分解されるまで運転を控えることが必要です。
6-1 【事例】蒸しパンを食べてアルコール反応が出た?
飲酒をした場合にアルコールチェッカーを用いて検知をするとアルコール反応が出ることは周知の事実ですが、実はお酒以外にもアルコール反応が出るケースがあります。
過去に起こった事例としては、バスの運転手が出勤前に営業所近くのコンビニに寄って蒸しパンを購入し車内で食べた後、乗務前のアルコール検査で呼気から0.11ミリグラムのアルコールが検出されたケースがあります。
一見蒸しパンとアルコールとでは関係がなさそうに思えますが、実は蒸しパンには「酒精」という食用に使われるアルコールが含まれています。
アルコールチェッカーの精度が高いため、お酒以外の原因で反応が出るケースは蒸しパン以外にも存在します。
たとえば、歯を磨いた直後や体質によっては空腹時の検査、マウスウォッシュで口内のリフレッシュをした後や煙草を吸った直後など、アルコール反応が出るケースは多々あります。
アルコールを摂取していなくても、アルコールチェッカーを使用する直前にこうした食品を摂取すると誤検出の原因となるため、飲食後は口をすすぎ、15分程度経過してから測定すると誤反応を防げます。
もし飲酒をしていた場合は口をすすいでもアルコール反応が出るように設計されているため、「飲酒をしたのか、上記の行動によるアルコール反応か」についての判別はできるので安心してアルコールチェッカーをご利用ください。
アルコールチェッカーは市場に多く出回っていますが、センサーの精度が厳密ではない検知器も多くあります。導入を検討する際は高精度のアルコールチェッカーがおすすめです。
また以下の関連記事では、蒸しパン以外にもアルコール反応がでることがある食品や事例を7つ紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
「感覚」ではなく「数値」で確認していますか?
正確なアルコールチェックなら
「アルキラーNEX」
- 飲食や体質等の影響を受けにくい高精度センサーで、呼気中のアルコール濃度を正確に数値化
- 「寝たから大丈夫」「飲んでいない」の感覚頼みを排除し、客観的な記録を残す
- 測定結果はクラウドに自動保存し、管理者がリアルタイムで確認可能
本人の自覚よりも正確。わずかな残留アルコールも数値で可視化します。
製品の詳しい仕様や導入メリットは、製品ページよりご確認いただけます。

7.【Q&A】アルコールが抜ける時間に関する7つの質問

お酒の種類や量、飲み合わせによってアルコールが体から抜ける時間は変わります。
運転できるまでの目安や、睡眠や運動が分解速度に与える影響、翌朝の安全確認方法など、よくある疑問を7つまとめました。
ビール1杯の分解時間から、性別や年齢による差まで、日常で役立つポイントをQ&A形式で解説します。
ビールとワインを一緒に飲んだらアルコールが抜ける時間はどう計算すればいい?
それぞれのお酒の純アルコール量から分解時間を求め、単純に足し算します。
例えば、ビール500ml(約3.5時間)とワイン150ml(約2.5時間)を同じ日に飲めば、合計約6時間が目安です。
ただし、体格や体調によって分解時間は変わるため、計算結果より長めに見積もると安心です。
お酒を飲んでからどれくらいで運転しても大丈夫になりますか?
一般的に体重1kgあたり1時間で約0.1gの純アルコール量しか分解できません。
そのため少量でも数時間は必要です。
ただし、感覚だけでは安全を判断できないため、翌朝であっても必ず呼気アルコールチェッカーなどで確認することをおすすめします。
以下の福岡県警のセルフチェックでも同様の計算が可能です。
睡眠をとればアルコールは早く抜けますか?
残念ながら、睡眠をとっても肝臓でのアルコール分解速度は早くなるわけではなく、むしろ遅れると言われています。
眠っている間も分解は進みますが、起きたからといってアルコールが急にゼロになるわけではありません。
酔い覚めを睡眠時間だけで判断せず、飲酒量から計算した分解時間の目安とアルコール測定の結果で確認しましょう。
お風呂やサウナ・運動などでアルコールを早く抜くことはできますか?
発汗でごくわずかに排出されますが、体内の大部分のアルコールは肝臓で代謝されるため、分解速度はほとんど変わりません。
むしろ飲酒直後の入浴や激しい運動は心臓や血圧に負担をかける可能性があり、身体に負担をかけ、体調不良のリスクが高まるので避けた方が安全です。
次の日の朝に酔いが覚めているかを確実に確認する方法はありますか?
体感や見た目だけでは正確に判断できません。
唯一確実なのは呼気でアルコール濃度を測定するアルコールチェッカーで数値を確認する方法です。
個人の場合は、市販品でも十分測定できますし、業種によっては職場に導入されている場合もあります。
市販品を活用する場合でも「アルコール検知器協議会」で認定されているアルコールチェッカーを利用すると安心です。
安全のため必ず数値で確認しましょう。
「感覚」ではなく「数値」で確認していますか?
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ビール生中を1杯(約350ml)飲んだら何時間でアルコールは抜けますか?
ビール350mlの純アルコール量は約14gです。
体重60kgの成人であれば、およそ2時間半で分解される計算です。
ただし、これはあくまで平均的な目安で、女性や高齢者、体調不良時はさらに時間がかかる場合がありますので注意してください。
アルコール分解速度は性別や年齢によって違いますか?
アルコールの分解速度には、性別や年齢による違いがあります。
女性は男性よりアルコール脱水素酵素(ADH)の働きが弱い傾向があり、同じ量でも血中濃度が高くなりやすいです。
また、加齢により肝機能が低下すると分解速度も遅くなります。そのため性別や年齢に応じてより長めに時間を見積もることが重要です。
8.まとめ|アルコールの抜ける時間を把握して体調管理や安全に努めよう
感覚に頼らず、アルコールが抜ける時間を正しく把握することで、体調管理や安全確保に役立てることができます。
本記事のポイントを以下にまとめました。
- 体質、体重、体格、年齢、性別によってアルコールが分解できる量が異なる
- 1時間で分解できるアルコール量(g)の計算式は、「体重(kg) × 0.1」
- アルコールを早く抜く明確な方法はないが、もっとも効果的な対策は安静に過ごすこと
- 飲酒によって不足しやすいビタミンB1、カリウムを摂取すると二日酔いや疲労感の軽減に役立ち、たんぱく質を摂取することで肝臓の働きをサポートする
お酒を飲むと、とても楽しい気持ちになりますが、安全を最優先に考え、適量を守ることが重要です。飲酒運転や事故を防ぐためにも、節度を持った飲み方を心がけましょう。



