夏は中古車購入の狙い目?売れている車の買い時と最適なタイミング・安く購入する方法を解説

夏はボーナス時期やレジャーシーズンと重なり、中古車市場が活発になる時期です。

2025年もSUVやハイブリッド車を中心に、人気中古車の販売価格にも変化が見られます。

本記事では、売れている中古車の買い時のタイミングや、2025年に売れている人気中古車7選、人気中古車を安く購入する方法や購入時に注意すべきポイントについて紹介します。

夏の中古車市場の動向を押さえて、理想の中古車をお得に購入しましょう。

1. 夏も含めた中古車購入の狙い目|買い時のタイミング6選

中古車をできるだけ安く購入するためには、市場価格が下がる時期を狙うことがポイントです。

特に夏場の中古車市場は、ボーナス後の販売促進やお盆休み後の需要減など、さまざまな要素が重なり、売れている中古車をお得に購入できるケースが多いです。

7月下旬から8月にかけての時期は、特に注目したいタイミングと言えるでしょう。

また、決算期やモデルチェンジ直後なども値引きが期待できます。

そこで本章では、中古車の買い時のタイミングについて6つ紹介します。

中古車を安く買うタイミング6選

1-1 決算期(3月・9月)

中古車の購入を考えている場合、決算期である3月と9月がおすすめです。

自動車ディーラーは、3月の年度末決算や9月の中間決算に目標販売台数を伸ばすため、新車の値引きを積極的に行います。

新車の買い替えが進むことで、中古車市場にも大量の下取り車が流入し、中古車販売店も人気車種の販売価格を下げて販売する傾向があります。

特に3月は年度末ということもあり、車両価格の交渉がしやすい時期です。

購入を検討している方は、決算期を狙うと予算内で希望の中古車を購入しやすくなるでしょう。

1-2 モデルチェンジ後の値下がり

新型モデルの発表直後は、旧モデルの需要が一気に落ち込みます。

人気車種ほどモデルチェンジの影響が大きく、旧モデルが一気に市場へ出回るため、選択肢も豊富になります。

車種や状態にもよりますが、モデルチェンジ後には同程度の車両で5%〜15%程度、あるいは数万円〜数十万円単位で価格が下がる傾向が見られることもあります。

「最新モデルにこだわらない」「予算内で人気車を買いたい」という方は、このタイミングが絶好の狙い目です。

事前にモデルチェンジの時期を調べておくと、お得に購入できるでしょう。

1-3 年式が変わる(1月)

自動車の年式は毎年1月に更新され、古い車は「低年式」、新しい車は「高年式」と呼ばれます。

中古車は高年式ほど高値で取引されますが、年が明けて1年古くなると、1年分の価値が下がり、販売価格も下がる傾向があります。

同じ状態でも、年が明けるだけで「前年式」とされるため、価格が下がるケースが多いのが特徴です。

「年式にこだわらず、中古車を安く買いたい」という方は、年明けの相場をチェックすると良いでしょう。

1-4 大型連休後(GW・お盆・年末年始)

大型連休前は、旅行や帰省に合わせて車を買い替える人が増えるため、新車・中古車ともに販売台数が増加します。

そのため、ゴールデンウィークやお盆、年末年始といった大型連休後は、需要が落ち着き販売価格が下がりやすいため、中古車をお得に購入したい方におすすめのタイミングです。

人気中古車の特別セールやキャンペーンが実施されることが多く、普段よりお得な価格で購入できるチャンスですが、人気車種は早めに売り切れる可能性があります。

中古車販売店によっては、取り置きが可能な場合があるため、事前に取り置きが可能か問い合わせた上で、購入予定の車種や予算を伝えておきましょう。

1-5 ボーナス時期(5〜7月・11月)

ボーナスが支給される5〜7月、11月は、新車・中古車ともに販売台数が増加する時期です。

中古車販売店もボーナス商戦に合わせてキャンペーンを打ち出すため、値引きやオプションサービスが充実します。

まとまったお金があるタイミングで購入を検討すれば、希望条件に合う中古車を有利に購入できるでしょう。

1-6 需要が落ちる閑散期(4月・5月)

4月から5月は、3月の年度末決算による値引きが終了するタイミングです。

さらに新生活需要も落ちつくため、中古車販売店は販促強化のために、さらに価格を下げる傾向があります。

急いで購入する必要がない場合は、需要が落ち着くタイミングを狙うことで、予算内で条件の良い中古車を選べるでしょう。

2. 車種ごとに異なる中古車の買い時

中古車の価格は時期だけでなく、車種によっても変動するため、需要が高まるシーズンを避けることで、同じモデルでも大幅に安く購入できる可能性があります。

そこで本章では、オープンカー・SUV・軽自動車の買い時とその理由を解説します。

2-1 オープンカーは冬が買い時

オープンカーは春から夏にかけて需要が集中するため、販売価格が高くなりやすいのが特徴です。

一方で、寒さが厳しい冬は需要が低下し、販売店も在庫を動かそうと値引きを行う傾向があります。

人気モデルでも、相場より割安で購入できる可能性があるため、オープンカーの購入を検討している場合は、冬の相場をチェックし、条件の良い中古車を見つけましょう。

2-2 SUVは春・夏が買い時

「走破性が高い」「車高が高い」「荷室が広い」などの特徴があるSUVは、アウトドアやスポーツアクティビティに適した車です。

特に冬山や降雪地帯で活躍するため、秋から冬にかけて需要が高まり、中古車市場では販売価格が上昇する傾向があります。

SUVの購入を検討している方は、需要が落ち着く春から夏を狙うとお得に購入できるでしょう。

2-3 軽自動車は春が買い時

新生活需要が高まる春は、届出済未使用車や下取り車が大量に市場へ出回るため、軽自動車を相場より割安で購入できる可能性があります。

さらに、軽自動車税および自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有している人に対して、その年の税金が課されるため、4月2日以降に購入することで、その年の軽自動車税が課税されないというメリットがあります。

軽自動車をよりお得に購入したい方は、4月2日以降をめがけて購入を検討しましょう。

3. 2025年に売れている人気中古車7選

2025年の中古車市場では、燃費性能の高さや使い勝手の良さが重視され、特定の人気車種への注目度が高まっています。

そこで本章では、2025年に売れている人気中古車を7選ピックアップし、車種別に特徴や相場、買い時のタイミングを解説します。

※記載されている車種や金額は2025年8月25日時点の情報を元に作成しています。

3-1 トヨタ:プリウス

トヨタのハイブリッドカー「プリウス」は、中古車市場でも安定した人気を誇ります。

高い燃費性能と耐久性が魅力で、自家用車や社用車など、長距離移動が多いユーザーから支持が厚いモデルです。

特に近年のモデルは運転支援システムや、快適性の高い装備が充実しており、中古車でも日常的な使用に十分な性能を備えています。

また、豊富な流通量により予算や希望グレードに合わせて選びやすいのも嬉しいポイントです。

【トヨタ:プリウスの価格帯と特徴】
中古車価格約20万円〜300万円
新車時価格約280万円〜460万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4600×1780×1420mm
排気量1797〜1986cc

3-2 トヨタ:アルファード

トヨタのアルファードは、ファミリー層やビジネス利用でも人気の高級ミニバンです。

広々とした室内空間と高級感ある内装が魅力で、2023年モデルが登場したことで、旧型の価格が下がっています。

【トヨタ:アルファードの価格帯と特徴】
中古車価格約30万円〜1,050万円
新車時価格約510万円〜1,480万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4995×1850×1935mm
排気量2487cc〜2493cc

3-3 スズキ:ジムニー

スズキのジムニーは、オフロード性能とコンパクトなボディで根強い人気があります。

特に、2018年以降の4代目モデルは、クロスカントリーSUVとしてアウトドアユーザーに高い支持を得ています。

【スズキ:ジムニーの価格帯と特徴】
中古車価格約20万円〜500万円
新車時価格約160万円〜200万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3395×1475×1725mm
排気量658cc

3-4 ホンダ:N-BOX

軽自動車の王道とも言われるホンダのN-BOXは、軽自動車の中でも車高が高く、広い室内と使い勝手の良さが人気を集めています。

2025年も高い人気を維持しており、街乗りでの取り回しの良さや、燃費の良さが魅力です。

訪問介護や営業など、法人利用においても高く評価されています。

【ホンダ:N-BOXの価格帯と特徴】
中古車価格約15万円〜430万円
新車時価格約170万円〜250万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3395×1475×1790mm
排気量658cc

3-5 ダイハツ:タント

スライドドアと広い車内空間が魅力であるダイハツのタントは、子育て世代の支持が高い一台です。

チャイルドシートの乗せ降ろしが楽なスライドドアや、ベビーカーを折り畳まずにそのまま載せられる荷室が好評です。

また、さまざまな運転支援機能が搭載されており、軽自動車ではトップクラスの安全性能を備えています。

【ダイハツ:タントの価格帯と特徴】
中古車価格約5万円〜270万円
新車時価格約140万円〜210万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3395×1475×1755mm
排気量658cc

3-6 日産:セレナ

ミニバン市場の定番モデルである日産のセレナは、安全装備が充実し、ファミリー層に人気の車です。

室内の長さと幅がミニバンクラスではナンバーワンであり、1列目から3列目までゆったりとくつろげます。

2025年も人気が高く、燃費の良いe-POWERモデルも注目されています。

【日産:セレナの価格帯と特徴】
約15万円〜460万円
新車時価格約270万円〜500万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4690×1695×1870mm〜
排気量1433〜1997cc

3-7 トヨタ:ハイエースバン

トヨタのハイエースバンは、耐久性と積載力で主に社用車として活躍しています。

しかし近年は、アウトドア人気の高まりから、キャンプや車中泊用としても人気があります。

【トヨタ:ハイエースバンの価格帯と特徴】
中古車価格約70万円〜400万円
新車時価格約250万円〜450万円
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4695×1695×1980mm
排気量1998〜2754cc

関連記事:『後悔しない商用車選びのポイント!人気車種5種類と運用時の注意点も紹介

4. 売れている中古車を安く購入する方法

人気の中古車は需要が高く価格も上がりがちですが、選び方や希望条件を見直すことで、お得に購入することが可能です。

本章では、売れている中古車を安く購入するための5つの方法を解説します。

4-1 走行距離が多い中古車を選ぶ

中古車選びの基準のひとつとなる走行距離は、一般的に「10万km」が目安とされています。

走行距離が10万kmを超えている中古車は、相場が安く設定されるため、予算を抑えたい方におすすめです。

故障リスクがあるため購入を見送る人も多いですが、近年の車は耐久性が高く、適切なメンテナンスが行われていれば、10万kmを超えても問題なく走れるケースが多くあります。

4-2 市場ニーズが下がりつつある中古車を選ぶ

中古車の価格は、車種の人気度によって大きく変動します。

近年、需要が急増しているハイブリッド車は中古車市場でも人気であるため、安価で手に入れるのは容易ではありません。

一方で、流通量の多いコンパクトカーなどは、状態によっては手頃な価格で見つかる場合もあります。

希望する車種の相場を把握し、 需要が落ち着き始めたモデルを見極めるとお得に購入できるでしょう。

4-3 上位グレードにこだわらない

一般的に、車のグレードが高いほど中古車市場での取引価格も高くなります。

中古車ではメーカーオプションを後付けできないため、本革シートやサンルーフなどが装備されている車両は特に価格が上がる傾向があります。

装備内容によっては、数十万円もの価格差が生じることも珍しくありません。

そのため、グレードや装備品に特にこだわらずに中古車を選ぶのもおすすめの方法です。

特にカーナビは高性能な後付け品が多数販売されているため、購入後に取り付けた方がコストを抑えられる場合もあります。

4-4 ボディカラーに注目する

白・黒・パール系の人気カラーは需要が高く、中古市場でも高値で取引されます。

逆に緑・黄色・赤などの原色系カラーは需要が低いため、色にこだわりがなければ、価格の安いカラーを選ぶことで購入費用を抑えることが可能です。

ボディカラー次第では、同じ車種でも大きな金額差(時には50万円以上)がつく場合もあるため、売れている車を購入したい方は、ボディカラーに注目しましょう。

4-5 トータルコストを考慮して中古車を選ぶ

購入価格だけでなく、燃費・税金・保険料・メンテナンス費用も含めた総額で判断することが重要です。

近年はハイブリッド車が注目を集めていますが、購入価格が必ずしも安いわけではありません。

維持費を考えて燃費重視で選ぶ方もいますが、燃料代を含めた総費用で見ると、燃費の良い車よりも経済的な車が多く存在します。

また、安さを重視した場合、購入後に数十万単位で修理費用がかかる可能性もあります。

購入後にかかるコストを把握し、長期的に安心して乗れる中古車を選ぶことが重要です。

5. 中古車購入時の注意点3つ

中古車は新車と比べて価格が安い分、車両状態や購入後のサポート体制に差があります。

また、購入後に、予想外の出費やトラブルにつながる可能性もあるため、購入時は車の状態を確かめることが重要です。

そこで本章では、中古車を買うときの3つの注意点を紹介します。

5-1 中古車のコンディションを確認する

状態が悪い中古車を選ぶと、維持費が高額になるだけでなく、重大な事故につながる可能性があります。

購入時は必ず、車両のコンディションをしっかり確認した上で判断しましょう。

水没車や修復歴のある車は故障リスクが高いとされるため、購入前に整備記録簿や点検記録、異音や異臭の有無などを確認し、車の安全性を見極めましょう。

また、少しでも不安や疑問がある場合は、まず販売店へ直接足を運ぶことをおすすめします。

実際に車両を確認することで、状態の良し悪しを見極めやすくなり、スタッフに直接質問できるため、電話やメールよりも具体的かつ的確な話をきけるでしょう。

5-2 年式に対しての走行距離を確認する

一般的に、中古車市場での走行距離の目安は、年間1万km程度と言われています。

これを目安に、年式に対して走行距離が相応かどうかを確認しましょう。

年式が新しくても、過走行車であれば劣化が進んでいる可能性があります。

ただし、年式の割に走行距離が多い車でも、前オーナーがメンテナンスを十分に行っていれば、状態が良い中古車もあるため、整備記録簿や点検記録もあわせて確認しましょう。

関連記事:『走行距離課税はいつ導入される?海外事例やメリット・デメリット・自動車関連の税金を紹介

5-3 アフターサービス・保証内容を確認する

中古車は新車に比べて部品の劣化によるトラブルが発生しやすいため、購入時にはアフターサービスや保証内容を確認しましょう。

保証の有無は販売店によって異なり、ディーラーの認定中古車は手厚いアフターサービスが受けられる反面、価格は高めです。

一方、独立系の中古車販売店でも、アフターサービスや保証を用意している場合がありますが、内容は店舗ごとに異なるため事前に確認しましょう。

6. まとめ|売れている中古車の買い時を見極めてカーライフを楽しもう

本記事では、売れている中古車の買い時のタイミングや人気中古車7選、安く購入する方法や購入時の注意点について紹介しました。

中古車市場は季節や需要によって価格が変動し、人気車種はタイミングを逃すと高値での購入になりやすい傾向があります。

2025年の市場動向を把握し、車種ごとの買い時を見極めることで、予算内で理想の車を手に入れることが可能です。

快適で充実したカーライフを送るために、購入前には相場や車両状態を必ず確認し、納得のいく中古車を選びましょう。

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この記事の執筆者

株式会社パイ・アールPAI-R Co., Ltd.

安心・安全な交通社会の実現へ向けてさまざまな課題や解決を探求している 株式会社パイ・アール は、アルコールチェックをはじめドライバーの安全管理や業務管理にまつわるさまざまなお役立ち情報を発信しています。

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