醸造酒と蒸留酒の違い|歴史や製造方法・代表的なお酒や混成酒との違いについて解説

お酒は世界中で親しまれ、その種類はさまざまですが、製法により以下の3つに分類されます。

  • 醸造酒
  • 蒸留酒
  • 混成酒

本記事では、醸造酒と蒸留酒の違いを歴史や製造方法とともに詳しく解説し、それぞれの代表的なお酒や、混成酒との違いについても紹介します。

また、お酒に関するよくある疑問や、上手なお酒の飲み方についても触れ、お酒をより楽しむためのポイントをお伝えします。

1.醸造酒・蒸留酒の製造方法の違い

お酒は製造方法により「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3つに大きく分類されます。

本章では、それぞれの製造方法や特徴について、分かりやすく解説します。

【醸造酒・蒸留酒・混成酒の違い】

種類 製造方法 アルコール度数
醸造酒 原料(米・麦・ブドウなど)を発酵させてアルコールを生成する 約3〜15%
蒸留酒 醸造酒を加熱・蒸発させ、再び冷却して液体に戻すことで、アルコール濃度を高める 約20〜50%
混成酒 醸造酒や蒸留酒に、果実や香料、糖類を加える 約15〜30%

醸造酒は、酵母の発酵によってアルコールを生成するため、原料由来の風味や香りを強く感じられるのが特徴です。 日本酒やワインのように、製造工程で火入れを行い、発酵を止めたものは、甘味や酸味が残ることがあります。

蒸留酒は、アルコール度数が比較的高く、一部の高濃度スピリッツでは90%近いものもあります。アルコールにより喉や胃腸の粘膜がダメージを受けやすいため、チェイサーと一緒に飲むのがおすすめです。

混成酒は、醸造酒と蒸留酒に果実やハーブを加えたもので、香りや味が調整されています。 飲みやすいお酒が多く、お菓子作りにも利用されています。

2.醸造酒・蒸留酒の歴史

お酒の歴史は古く、醸造酒と蒸留酒は異なる起源を持っています。

現代では、お酒はストレス発散やコミュニケーションの場で飲まれていますが、古くは医療行為や神への捧げ物として使われていました。

古代の人々を想像しながらお酒の歴史を知ることで、いつも飲んでいるお酒がより味わい深くなるでしょう。

本章では、醸造酒と蒸留酒の歴史について分かりやすく解説します。

醸造酒の歴史

醸造酒の歴史は、約1万年前にさかのぼります。

世界最古の醸造酒は、ハチミツと水と酵母で作られた「ミード」と呼ばれるお酒であると言われ、現在でもヨーロッパを中心に親しまれています(※諸説あり)。

紀元前6,000年頃(約7,000〜8,000年前)には、メソポタミアやエジプトでワインの製造が始まったと言われ、約1,000年後にビールが誕生したと考えられています。

日本では、紀元前4,000年頃(約5,000〜6,000年前(縄文時代後期))に稲作が伝わり、その頃には「口噛み酒」が作られていたと言われています。

平安時代には、宮廷で行事用の醸造酒を製造していたとされ、江戸時代には現在の日本酒とほぼ変わらない製造方法が確立されたと考えられています。

時代を経るごとに製造技術や保存方法が進化しているため、古代と現代の醸造酒では、味や香りが大きく異なると言われています。

蒸留酒の歴史

蒸留酒の誕生は、醸造酒よりも遅く、紀元前3,000年頃(約4,000〜5,000年前)のメソポタミア文明で、香水の技術として蒸留が行われたことが始まりとされています(※諸説あり)。

その後、中世のアラビアの錬金術師たちによって、蒸留酒の製造技術が確立され、ヨーロッパ各地へ広がったと言われています。

錬金術師と聞くと、漫画やアニメのイメージが強いですが、現代の科学者に近い存在で、貴金属の製造研究や医療行為を行っていたとされています。

その後、蒸留酒は時代とともに東南アジアを経由して日本にも伝わり、西暦1,400〜1,500年頃には、九州や沖縄で、焼酎や泡盛が造られるようになりました。

醸造酒は自然発酵を利用して古代から飲まれてきたのに対し、蒸留酒は比較的新しく、科学技術の発展とともに誕生しました。

蒸留酒も醸造酒も、その土地ごとの原料を使って製造されており、今日も世界中でさまざまな種類のお酒が親しまれています。

3.醸造酒・蒸留酒・混成酒の代表的なお酒

「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」は、それぞれに風味や味などの特徴があります。

そこで本章では、代表的なお酒を解説するとともに、お酒のトリビアについて紹介します。

醸造酒の代表的なお酒

醸造酒は原料を発酵させてアルコールを生成するお酒です。 代表的な醸造酒を紹介します。

日本酒:アルコール度数15%前後

米と水と米麹を原料とし、酵母を発酵させて作る醸造酒です。 酵母を入れていないものを「甘酒」と言います。

ドロドロとした白い液体を「どぶろく」と言い、どぶろくを絞った透明な液体が日本酒です。搾りかすは酒粕として、魚肉漬けや漬物などの食品に利用されています。

精米歩合や原料によって、純米・吟醸・本醸造に分けられ、さらに8種類まで分けられます。

江戸時代には熱燗文化が盛んになり、お酒を温める飲み方は、世界でも珍しいとされています。

関連記事:『甘酒はアルコールありなしの2種類|飲酒運転にならないように注意するポイントを解説
粕汁のアルコール度数は?飲酒運転になってしまう可能性と妊婦や子どもへの影響について

ビール:アルコール度数5%前後

麦芽と水とホップを発酵させて作る醸造酒です。

発酵方法によって、ラガーとエールの2種類に分けられ、さらに約150種類まで分けられます。

日本で流通しているほとんどのビールは、ラガービールの「ピルスナー」に分類されます。ピルスナーは、淡い黄金色をしており、ホップの苦味とすっきりとした喉越しが特徴です。

日本にビールが伝わったのは、江戸時代中期とされ、「オランダ人が伝えたビールを飲んだ」と当時の文献に記録されています(※諸説あり)。

また、1869年にはじめて国内にビール醸造所が作られ、一時期は100社以上のビール会社が存在していたと言われています。

ワイン:アルコール度数5〜15%程度

ブドウを発酵させて作る醸造酒です。

製造方法によって、以下の4つに分類されます。

  • スティルワイン(非発泡性ワイン)
  • スパークリングワイン(発泡性ワイン)
  • フォーティーファイドワイン(酒精強化ワイン)
  • フレーヴァードワイン(香味付けワイン)

スティルワインには、赤・白・ロゼがあり、同じ品種のブドウでも、産地によって味が大きく異なります。

日本には1549年に伝わったとされ、フランシスコ・ザビエルが薩摩の武将に、洗礼用のワインを献上したと、当時の文献に記されています。

参考:知れば知るほど奥が深い!ワインの豆知識|農林水産省

蒸留酒の代表的なお酒

蒸留酒は、醸造酒を加熱・気化・冷却し、アルコール濃度を高めたお酒です。 代表的な蒸留酒は以下のとおりです。

焼酎:アルコール度数20〜30%程度

日本の蒸留酒であり、米、麦、芋以外に、蕎麦、黒糖などが原料として使用されています。

製造方法によって、甲類と乙類の2つに分類されます。

甲類は、連続式蒸留機を使用して何度も蒸留を繰り返し、純粋なアルコールを取り出す製造方法です。一方で、乙類は、原料を発酵させ、単式蒸留機を用いてじっくり蒸留を行う製造方法です。

暑気払いの酒として、俳句の夏の季語に登録されています。

江戸時代の書物には「焼酎を飲めば夏の疲れが回復する」と記され、夏バテ予防として親しまれていたと考えられています。

ウイスキー:アルコール度数40%程度

大麦、小麦、とうもろこしなどを原料とし、樽熟成させるのが特徴です。

製造方法や原料により、「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」の3つに大きく分類されます。

また、アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本の5カ国が、世界的なウイスキー生産国として知られています。

ウイスキーはアルコール度数が高く、安定した品質を保てるため、食品表示法での賞味期限表示の義務がありません(※未開栓の場合に限ります)。

開栓後はしっかり栓を閉め、冷暗所で保管しましょう。しっかり栓を閉めずに、温度が高いところで保管すると、ウイスキーが減る場合があると言われています。

ジン:アルコール度数40%前後

ジンは、ウォッカ、テキーラ、ラムと並ぶ、世界4大スピリッツのひとつです。

蒸留後に、ジュニパーベリーなどのハーブを加えて再蒸留する点が、他のスピリッツと大きく異なります。

フレーバーに使用される材料はさまざまですが、ジンジャー、コリアンダー、シナモン、カルダモン、オレンジやレモンの果皮などが挙げられます。

近年、ウイスキーの原酒不足により、人気銘柄の年代物が次々と販売停止になっており、こうした背景により、比較的製造期間が短いジンに注目が集まっています。

日本では、焼酎の蔵元が参入したことで、桜、和山椒、柚子、緑茶、よもぎなど、日本ならではの材料が使用され、蒸留技術の高さから、海外でも人気が高まっています。

混成酒の代表的なお酒

混成酒は、醸造酒や蒸留酒に、糖類や香料、色素などを加えて作られたお酒です。缶酎ハイやサワーなどが該当します。

そのほかの代表的な混成酒は以下のとおりです。

リキュール:アルコール度数15〜50%程度

リキュールは、焼酎などに果実やハーブを漬け込んだ混成酒です。

梅酒、サングリア、ベルモットなどが該当します。炭酸割りやカクテルベースにも使えるなど、楽しみ方の幅が広いお酒です。

酒税法では、酒類の免許を有していない者が、製造後の酒類に他の物品を混和することは禁止されています。

ただし、自家製梅酒に関しては自分と家族が飲む場合に限り、製造が許可されています(※アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限る)。

販売した場合や、知人や友人に振る舞った場合、酒税法違反になる可能性があるため、梅酒は自分だけで楽しみましょう。

参考:酒税法 第7条(酒類の製造免許)|e-Gov法令検索 / 【自家醸造】|国税庁

本みりん:アルコール度数14%前後

みりんは、「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ調味料」の3つに分類され、「本みりん」だけが酒類に該当します。

本みりんは、米と米麹に焼酎を加えてこしたもので、アルコール度数が14%前後あるため、調味料ではなくお酒に分類されます。

そのため、20歳未満の本みりんの購入は法律で禁止されています。

4.お酒との上手な付き合い方とは?

お酒を楽しむためには、適量を守り、体に負担をかけない飲み方を心がけることが大切です。

本章では、健康的にお酒と付き合うためのポイントを紹介します。

チェイサーを飲む

蒸留酒はアルコール度数が高いお酒が多く、喉や胃腸の粘膜に強い刺激を受けるため、飲酒を繰り返すことで、口腔がんや食道がんのリスクが高まると考えられています。

お酒を飲む時は、お酒と同じ量のチェイサーをこまめに飲むように心がけましょう。

チェイサーにおすすめの飲み物や、上手なお酒の飲み方について、関連記事で詳しく解説しているので、健康的にお酒を楽しみたい方は参考にしてください。

関連記事:『チェイサーとは?由来や役割・チェイサーにおすすめの飲み物・上手なお酒の飲み方について解説

食事と一緒に楽しむ

空腹時に飲酒をすると、アルコールの吸収が早まり、酔いやすくなります。

大量飲酒した場合、急性アルコール中毒のおそれがあるため、お酒を飲む前に、サラダや小鉢を食べて、急激なアルコール吸収を防ぐように対策しましょう。

また、肝臓の働きをサポートするビタミンB群やビタミンC、タウリンなどが豊富に含まれている食材を選ぶことで、悪酔いや二日酔いの対策になります。

おすすめの食材は以下のとおりです。

  • ビタミンB群:カツオ、マグロの赤身、豚ヒレ、鶏ささみ、レバー
  • ビタミンC:大根、パプリカ、キャベツ、トマト、アセロラ、キウイ
  • タウリン:シジミ、アサリ、タコ、イカ

食事を楽しみながらお酒を飲むことで、飲み過ぎ防止にも効果的です。

充実した晩酌時間を過ごせるように、食事の選び方を工夫しましょう。

1日の純アルコール摂取量を20g程度に抑える

厚生労働省では、1日の純アルコール摂取量の目安を定めています。

純アルコールとは、お酒に含まれるアルコールの量を指します。摂取量の目安は以下のとおりです。

節度ある適度な飲酒(1日のアルコール摂取量目安)
お酒の種類 ビール
中瓶1本(500ml)
日本酒
1合(180ml)
ウイスキー・ブランデー
ダブル(60ml)
焼酎
0.6合(約110ml)
ワイン
1杯(約180ml)
アルコール度数 5% 15% 43% 25% 14%
純アルコール量 20g 22g 20g 22g 20g

※飲酒習慣のない人に対して、この量の飲酒を推奨するものではありません。

アルコールに弱い方や女性、65歳以上の方においては、より少量の飲酒が適当とされています。

自分の体質や年齢、飲酒時の体調に合わせて、健康的にお酒を飲むように心がけましょう。

参考:アルコール|厚生労働省

蒸留酒はほどほどに

アルコール度数の高いお酒は、体への負担が大きく、アルコール依存症のリスクを高めると考えられています。

焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は、アルコール度数が25〜40%のお酒が多く、一部のウォッカには90%に近い高濃度のものもあります。

アルコール度数が高いお酒は、短時間で血中アルコール濃度が上昇しやすいため、脳が一時的に強い快感を覚え、しだいに飲酒量が増える傾向があります。

アルコール依存症は、飲酒のコントロールが難しくなり、仕事や家庭生活に影響を及ぼすリスクがあると指摘されています。

健康的な飲酒習慣を保つために、お酒を飲む時は、「チェイサーを飲む」「アルコール度数の低いお酒を選ぶ」「ゆっくり時間をかけて飲む」など、自分に合った方法でお酒を楽しみましょう。

関連記事:『アルコール依存症の症状とは?依存度のチェック方法や進行ステージ・予防法について解説

体質に適した量を守る

飲酒時に顔が赤くなりやすく、吐き気、頭痛、動悸、眠気などを感じやすい方は、アルコール分解能力が低い、もしくは機能していない体質と考えられています。

アルコール分解過程で生成される「アセトアルデヒド」は、毒性を持っており、悪酔いの原因物質と言われています。

アジア人は、遺伝的にアセトアルデヒドの分解能力が低い人が多く、体質に合わない飲み方を続けると、生活習慣病のリスクが高まると指摘されています。

自分のアルコール耐性を知りたい方は、アルコール体質検査がおすすめです。数千円〜数万円程度で遺伝子検査ができ、簡単に自分のアルコール耐性を調べられます。

以下の関連記事では、実際にアルコール体質検査を受けた従業員の体験談を紹介しています。検査の費用や流れを知りたい方は、参考にしてください。
関連記事:『【体験談】アルコール体質検査を体験|適切な飲酒量を把握して上手に付き合おう

週に1〜2日程度の休肝日を作る

飲酒習慣がある方は、肝臓を休めるために週に1〜2日の休肝日を設けることが推奨されています。

アルコールは依存性薬物とされ、飲酒習慣がある方はアルコール耐性がつき、徐々に飲酒量が増える危険性があると言われています。

休肝日を作ることで、肝臓や消化器官の負担が減り、日中の眠気や疲労感の改善につながるため、意識的に休肝日を設けるように心がけましょう。

以下の関連記事では、上手な休肝日の過ごし方や注意点について解説しています。自分の飲酒習慣の見直しに活用してください。
関連記事:『休肝日が肝臓にもたらす効果は?「意味がない」噂は本当?適切な方法・注意点を解説

5.醸造酒・蒸留酒に関するQ&A

お酒には、製造方法や原料の違いにより、「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3つに大きく分類されます。

本章では、醸造酒と蒸留酒に関するよくある疑問について、Q&A形式で紹介します。

お酒の知識を深め、健康的な飲酒習慣の参考にしたり、お酒の席での話のネタにしてみてください。

  • 蒸留酒は太りにくいって本当?

    蒸留酒は、醸造酒と比べて糖質がほとんど含まれていないため、太りにくいとされています。

    たとえば、焼酎やウイスキー、ウォッカなどは糖質ゼロのため、糖質制限中の人にも人気があります。

    しかし、蒸留酒自体は太りにくくても、飲み方によってはカロリー過多になる可能性があるため注意が必要です。

    ジュースやシロップを加えた甘い割りものやカクテルを飲むと、カロリーや糖質の摂取量が増え、結果的に太る可能性があります。

    ダイエットや糖質制限をする方は、水や炭酸水、お茶などで蒸留酒を楽しみましょう。

  • 醸造酒は悪酔いしやすいって本当?

    醸造酒は発酵によって生じる不純物(メタノールなど)を含んでいるため、悪酔いしやすいと言われています。

    特に日本酒やワインは種類によって含まれる成分が異なり、飲み過ぎると二日酔いがひどくなる可能性があります。

    一方で、蒸留酒は製造工程で蒸留を行うため、エタノール以外が取り除かれ、酔いが覚めやすく、悪酔いしにくいと考えられています。

    関連記事:『悪酔いとは?防止する対策や二日酔いとの違い・酔い方の種類について解説
    お酒をちゃんぽんすると悪酔いする?5つの酔いやすくなる理由と対策を紹介

  • 本醸造酒とは?

    醸造酒にはビール、日本酒、ワインなどがありますが、「本醸造酒」は日本酒における特定名称酒のひとつで、精米歩合が70%以下の米や米麹、水、醸造アルコールを使用して作られた日本酒を指します。

    本醸造酒は、純米酒に近い香りと風味を持ち、すっきりとした辛口の味わいが特徴です。

    一般的に、本醸造酒は6〜8℃の冷酒から、20℃前後の常温で飲むのがおすすめとされています。

    クセが少ないため、食中酒として人気が高いお酒です。

  • 蒸留酒はもともと薬だった?

    古代では、お酒は医療用として重宝されており、体温上昇や食欲増進、気持ちの高ぶりなど、普通の食事からは得られない作用が特別視されていたと考えられています。

    たとえば「ジン」は、薬草として知られていたジュニパーベリーを、アルコールに浸して蒸留した薬用酒として、1600年代のヨーロッパに広がりました。

    当時は腎臓などの治療薬として使用され、修道院でも製造されていた記録があります。

    アルコールには、血行促進やストレスの緩和、リラックス効果などのメリットがあるため、適量を心がけることで、充実した楽しい時間を過ごせます。

    飲み過ぎに注意し、自分のペースでゆっくりとお酒を楽しみましょう。

6.まとめ|醸造酒・蒸留酒の違いを知り健康的にお酒を楽しもう

本記事では、醸造酒と蒸留酒の歴史や製造工程の違い、混成酒との違いや代表的なお酒について解説しました。

醸造酒と蒸留酒は、製造方法やアルコール度数に違いがあり、それぞれに独自の魅力があります。

  • 醸造酒は、穀物や果実を発酵させて作られ、豊かな風味や香りを楽しめる酒
  • 蒸留酒は、醸造酒を蒸留することでアルコールを濃縮し、度数が高く、長期保存に適した酒

どちらのお酒も、適量を守ることで、美味しさを楽しみながら、お酒の席を満喫できます。

お酒の種類や特性を理解し、自分に合った飲み方を選ぶことで、より健康的で充実した時間を過ごしましょう。

株式会社パイ・アール ロゴ

この記事の執筆者

株式会社パイ・アールPAI-R Co., Ltd.

安心・安全な交通社会の実現へ向けてさまざまな課題や解決を探求し、アルコールチェックをはじめドライバーの安全管理や業務管理にまつわるさまざまなお役立ち情報を発信しています。

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