導入事例
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■会社名/株式会社クラシアン
■事業内容/水まわりの緊急メンテナンス、水道衛生設備工事、給水設備工事、排水設備工事、住宅設備機器の販売、施工、住まいのリフォーム
■会社HP/https://www.qracian.co.jp/
■ご利用コンテンツ/アルキラーNEX
■ご利用検知器/半導体式
■ご利用開始/2019年5月~
クラウド型への移行で管理負担が軽減、検知実施率95%に向上

管理者のPOINT
全社に広がる意識改革と
点呼体制の強化
品質推進部 部長 Y・M様
- ・紙からクラウドへ移行し業務が効率化
- ・接続安定で検知実施率が大幅に向上
- ・評価指標の明確化で全体の意識強化
⸺ 御社の事業内容やPRポイントを教えてください。
当社は創業34年を迎える水道業者です。主な事業内容として、水回りのトラブル修理・修繕や設備交換をはじめ、電気やガスなどのトラブル対応、さらにはリフォーム工事など、暮らしに関わるさまざまなサポートを行っております。従業員数は約1,300名で、拠点数は90カ所、47都道府県に展開しています。
⸺ 品質推進部とは具体的にどのような業務を行っている部署でしょうか?
品質推進部は物ではなく人の管理を行う部署です。お客様からの苦情やクレームが発生した際には、現場の初動対応を確認し、その対応が適切だったかどうかを検証した上で、必要な対策を講じます。苦情やクレームに対する対応については、PDCAサイクルを回し、改善を図っています。

⸺ 現在どの部門や業務でアルキラーNEXを利用されていますか?
現場スタッフが主に利用しており、社員1,300名中約800名が車両を利用しています。具体的には、お客様先に向かう社員が対象です。
⸺ アルキラーNEXを導入する前、どのような業務上の課題がありましたか?
義務化以前よりアルコールチェックを実施しており、アルキラー導入前は、紙ベースでの管理を行っておりました。
実際に呼気検知が行われているかどうかの確認が難しく、その点が課題となっていました。
また、各拠点で管理されていた紙の記録を本社でまとめる必要があり、その作業に多くの工数がかかっており、効率的ではありませんでした。
⸺ その課題によって、具体的にどのような影響が出ていましたか?
検知状況を確認するため、総務担当者が各拠点に設置されたカメラ映像を一つひとつ手作業でチェックしており、その作業には多大な時間と労力がかかっていました。
⸺ アルキラーNEXを選んでいただいたポイントは?
クラウド管理になることで誰が検知しているのかが管理できる点、なりすまし防止機能がついているところに魅力を感じました。価格や機能を総合的に比較検討した結果、自社の要件を満たすサービスは、最終的にアルキラーNEXだけでした。
⸺ どのような機能をよく利用されていますか?
検知リスト内のデータの絞り込みを利用しています。
⸺ アルキラーNEX導入後、作業時間の削減や業務品質の向上など、どのような成果がありましたか?
以前使用していた「アルキラーPlus」は、スマートフォンと検知器を有線で接続する仕様だったため、接続不良が頻発していました。しかし、「アルキラーNEX」に切り替えてからはBluetoothによる無線接続となり、接続の安定性が大きく向上しました。その結果、操作性が改善され、検知の実施率の向上にもつながりました。
実際、全国平均で80%だった検知の実施率が95%まで向上し、これにより現場と管理者双方の意識も高まりました。加えて、点呼体制の整備にも好影響を与えたと感じています。
当社ではコンプライアンスを重要視しており、検知の実施率を評価指標の1つとして設定することで、全社員が同じ目線で取り組む体制を築いています。

⸺ 導入して初めて気づいたメリットはありましたか?
以前は管理者のみが点呼記録を取っていましたが、現場スタッフも自ら記録を取れるようになり、業務がスムーズになりました。
⸺ 導入後のサポート体制やマニュアルは活用されていますか?
顔認証に関しては、アルキラーNEXの説明資料に加えて、独自にブラッシュアップしたマニュアルを作成し、全社に展開しています。
⸺ 今後のバージョンアップや新機能に期待することはありますか?
現在はコンプライアンスの強化が目的ですが、将来的には全社員での運用も視野に入れています。
点呼体制の徹底でコンプライアンス強化を実現

現場管理者のPOINT
検知時の免許証確認が便利、
複数スタッフの管理もスムーズに
大田支社 支社長 M・K様
- ・免許証確認が画像でスムーズに
- ・複数名の検知状況を一括管理
- ・シフト管理との連携に期待
⸺ アルキラーNEXを導入する前、どのような業務上の課題がありましたか?
アルコールチェックの義務化前は簡易型のアルコールチェッカーを使用していましたが、検査に対する管理が甘く、正確性が欠けていました。
⸺ その課題によって、具体的にどのような影響が出ていましたか?
ヒューマンエラーや記入漏れなどがあり、記録表の管理が大変だったなと感じます。
⸺ 点呼フローについて教えてください
業務開始時にスタッフから電話があり、アルキラーNEXでのアルコールチェックの実施と数値の確認を行っています。
現場スタッフは1人1台の車を持っており、検知は車内で行い検知後、割り振られた業務先に向かうようにしております。
⸺ アルコールを飲んでいないのに反応が出た場合、どう対応していますか?
反応が出た際は、その場で待機し、再度検知を実施します。通常は数分間の待機や水分補給を行った後に再検査することで、多くの場合は問題なくクリアできます。
⸺ アルキラーを使用してみて、操作感や使い勝手についてどう感じていますか?
検知する際に運転免許証もカメラに映るよう検知を実施しています。
検知時の写真が管理画面から確認できるため、免許証の携帯を確認できるところが便利だと感じています。
また、複数人のスタッフの検知データを一括でチェックできるところが使いやすいです。
⸺ 今後のバージョンアップや新機能に期待することはありますか?
シフト制のため、当日出勤しているスタッフがしっかりアルコールチェックを行っているかの確認が手間となっています。なので、シフトの入力ができるようなカレンダー機能などがあるともっと使いやすくなると思います。
⸺ 退職時の検知器の管理について
すぐに品質推進部に戻し、現場での保管はしないようにしています。
ドライバー目線でも直感的に使える操作性と現場対応

ドライバーのPOINT
アルコールチェックの習慣が
安全意識の向上に
H・O様(7年目)
K・K様(4年目)
- ・直感操作で初回から使いやすい
- ・誤検知時も現場で柔軟に対応
- ・日々の安全意識が定着
⸺ アルコールチェックに対してお持ちの印象を教えてください。
K・K様:嫌悪感はとくになく、必要なことだという認識でいます。
H・O様:お酒は飲まないので個人的には不要だと感じますが、法律で定められているものなので取り組むようにしています。
⸺ 1日の流れを教えてください(検知のタイミング・方法など)。
車は1人1台保有しており、自宅から現場となるお客様先に水回りの修理で訪問を行っています。
業務開始前と業務終了時に、駐車場で検知を実施しています。

⸺ アルコールチェックをする中で気を付けるようになった事はありますか?
H・O様:気化性のもの(汗拭きシート、業務で使用する接着剤など)でアルコール反応が出る場合があるため、車内で検知する際は換気を行ったり、アルコール反応が出てしまった場合は車外で検知を実施するようにしています。
⸺ アルキラーNEXを利用してみて操作感等どのように感じていますか?
H・O様:取扱説明書を確認せずとも、初回から直感的に操作できるため、非常に使いやすいと感じました。
ただ、アルコールチェックをする時の待機時間の10秒が長く感じるのでもう少し短くなれば良いなと思います。
K・K様:タブレットとペアリングして検知を行っているため、顔認証の際に画面内に検知器・顔・運転免許証をしっかり写すのが大変だなと感じています。
⸺ 「安全」について日々の中で意識されていることはありますでしょうか?
K・K様:アルコールチェックをするようになってから、出勤前日のお酒は控えるようになりました。
H・O様:お酒を飲まないので、アルコールチェックをする面で気をつけていることはないですが、日々の業務では安全運転を心がけています。